ゆきちの記事

シミができるメカニズムを知ろう!

こんにちは!美容家&薬学生のゆきちです。

Word Pressを開設してから23つ目の記事になります。

いや~今週は卒論の中間発表の資料作成で時間を使い全然ブログを更新できませんでした😂

ブログを楽しみにしていた方には本当に申し訳ないです😭

今日はブログが更新できそうなので、ゆきちと一緒に楽しく学んでいきましょう!

それでは、本題に入っていきます😊

今日のテーマは【シミができるメカニズムを知ろう!】です。

シミの原因はたくさんありますが、大きな要因の1つとして紫外線が挙げられます。

私の過去の記事でも紫外線関連について書いているのでもしよかったら下記のURLを参考にしてみてください♪

美容家ゆきちが教えるオススメ日焼け止め|ゆきちの学び部屋 (yukichi-yakugaku.com)

日焼け止めの効果について|ゆきちの学び部屋 (yukichi-yakugaku.com)

シミができるメカニズムを分かっていれば、シミ予防の美白化粧品がどの段階で効果を発揮しているのか分かってくるのでより自分に合った美白化粧品を選びやすくなると思います。

今回はそんな紫外線によってシミができるメカニズムについて詳しく学んでいこうと思います。

それではテーマに入っていきましょう!

~目次~

①シミができるメカニズムについて

②ドラックストアでも購入できる医薬部外品の有効成分

①シミができるメカニズムについて

なつの

ゆきちさん。こんにちは♪

今日は【シミができるメカニズム】についてのお話だったので気になってきちゃいました。

最初に話していたシミの大きな要因の1つが紫外線だったと思うんですけど、どのようなメカニズムになっているのか教えてください!

ゆきち

なつのさん、こんにちは。

おお~!来てくださりありがとうございます。

分かりました。

今回はイメージ図を見ながら勉強していきましょう!

なつの

よろしくお願いします。

                      ※ハイチオール公式より画像を引用
ゆきち

上記のイメージ図から分かるように肌に紫外線などの外部刺激が起こるとメラノサイトが活性化されます。

これによってチロシナーゼという酵素が肌を黒くする原因物質のメラニンを生成します。

このメラニンがいわゆるシミの原因になるんだね。

だから美白化粧品は主にメラニンやチロシナーゼに効果を示すものがほとんどなんです。

ポイントとして、美白化粧品のほとんどが直接肌を白くするわけではなく、このメラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)を阻害する成分が多いことは覚えておいてね♪

なつの

なるほど!

美白化粧品は直接肌を白くはしないんですね。

とても勉強になりました♪

ゆきち

いえいえ、どういたしまして。

美白化粧品は基本的に1年中使用することが大切なのでシミ予防のためにも毎日使ってくださいね♪

なつの

分かりました♪

ありがとうございます。

②ドラックストアでも購入できる医薬部外品の有効成分

ゆきち

では、美白化粧品に含まれる医薬部外品の有効成分について説明していこうと思います♪

具体的にどの商品に含まれているかも例として挙げておくので参考にしてみてくださいね♪

それでは見ていきましょう!

メラニン生成指令を止める美白成分

【美白成分】

カモミラET・m-トラネキサム酸など

【効果】

メラニン生成指令を止めることでそもそもメラノサイトが働きません。

これによって、シミにならないことが期待されています。

また、m-トラネキサム酸はもともと抗炎症剤として使われていたトラネキサム酸を、美白成分として開発したものなので抗炎症作用も期待できます。

チロシナーゼを抑える美白成分

【美白成分】

アルブチン・コウジ酸・エラグ酸・ルシノール・ビタミンC誘導体・4MSKなど

【効果】

チロシナーゼの働きを抑えることでメラノサイト(シミを作る工場)の働きを抑えます。

これによってメラニンができなくなり、シミができなくなると期待されています。

また、ビタミンC誘導体はビタミンCを吸収しやすい形に変えたものなので、通常のビタミンCに比べて効果がより発揮されます。

チロシナーゼを分解する美白成分

【美白成分】

マグノリグナン・リノール酸Sなど

【効果】

チロシナーゼを分解することでメラノサイトが働かなくなります。

この結果、シミにならないと期待されています。

メラニン色素の還元する美白成分

【美白成分】

ビタミンC誘導体

【効果】

メラニン色素を還元してシミになるのを防ぎます。

また、ビタミンC誘導体はチロシナーゼの活性も防いでくれると期待されています。

メラニンの排出を促す美白成分

【美白成分】

エナジーシグナルAMP・リノール酸S

【効果】

メラニンの排出を促進してくれます。

また、リノール酸Sはこれに加えチロシナーゼも分解すると期待されています。

ゆきち

こんな感じかな。

シミ予防の化粧品の効果はこの5種類の作用で決まっています。

なので、もし日焼けした後なら【メラニン排出を促す】【メラニン色素の還元】が期待できる美白成分が入っている化粧品を使うのがオススメです♪

その時々で自分に合った美白化粧品を使っていきましょう!

今日の記事はどうだったでしょうか??

皆さんの為になれば嬉しいです。

もし、分からないことがあればコメントお待ちしております。

では、またお会いしましょう!

ABOUT ME
ゆきち@美容家&薬学生
こんにちは!薬剤師の卵のゆきちです。 こちらのブログでは薬学、日常、お金、美容、雑学など様々なテーマを記事として書いていこうと思っています。 大学では研究活動として化粧品の成分開発に携わっています。 現在、化粧品成分検定1級、日本化粧品検定1級、危険物取扱者甲種を取得しており、資格取得で得られた正しい知識をSNSを用いてたくさんの人に発信出来たらいいなと思っています。 現在は簿記とFPを勉強中です。 Twitter・Instagram・note・Ameba・楽天ROOMの方でも活動しているので良かったら遊びに来てください♪ 私のブログを通してたくさんの人の助けになれば幸いです。