こんにちは!薬学生ブロガーのゆきちです。

Word Pressを開設して6つ目の記事になります。

今日はとても暑いですね。

まだ、4月なのに東京は最高気温が25℃を超えるという。。。。。😓

これは、時間によって長袖、長ズボンだと過ごしにくいかもしれませんね。

今日私は、昼から授業だったので、昼から大学に自転車で向かいましたが、かなり暑くなったなぁ∼と感じました。

そんな時ふと思ったのが、

ゆきち

皆さんは肌にとって紫外線はどれだけ危険なのか知ってるのかな。。。?

夏になるとテレビやSNSで紫外線については大々的に取り上げられますが、何故、紫外線が肌にとって天敵なのかをあまり話していないことが多いです。

今回は紫外線が肌に及ぼす影響や日焼け止めの効果について詳しく説明していこうと思います。😊

~目次~

①そもそも紫外線って何?

②紫外線が肌に及ぼす危険とは?

③日焼け止めの効果について

④正しい日焼け止めの選び方

①そもそも紫外線って何?

ゆきち

肌に最も悪い影響を及ぼしているのが紫外線です。

米国皮膚科学会では、老化の約80%が紫外線による影響だと考えられています。

太陽から波長の異なるガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線を放出していますが、

その中でも紫外線は紫外線A、紫外線B、紫外線Cの3つに分かれています。

紫外線A波(UV-A)=波長紫外線(320∼400nm)

紫外線B波(UV-B)=波長紫外線(280~320nm)

紫外線C波(UV-C)=波長紫外線(280nm以下)

この3つの中で紫外線Cと紫外線Bの一部は波長が短いためオゾン層に吸収されます。

なので、地表には届きません。

しかし、オゾンホールの発生やオゾン層の破壊の進行に伴い、紫外線Bが増加し紫外線Cが届くこともあるので今後、気をつけていかなければならない内容です。

②紫外線が肌に及ぼす危険とは?

では、これから①で解説した紫外線A(UV-A)と紫外線B(UV-B)がもたらす影響について詳しく説明していこうと思います。

生活紫外線の紫外線A(UV-A)がもたらす影響

波長の長い紫外線Aは地上の紫外線の約9割を占め、真皮中層にまで到達します。

買い物や洗濯物干しなどの日常生活で知らず知らずのうちに長い間浴びてしまっています。

長い間浴び続けることで【メラノサイト】を活発にし【サンタン(皮膚の黒化)】を起こしたり、肌の弾力を保つエラスチン繊維やコラーゲン繊維を変化させ、しみやたるみの原因になってしまいます。

レジャー紫外線の紫外線B(UV-B)がもたらす影響

紫外線Bはエネルギーが強く、空気中の水分で吸収されますが、散乱性が高いため、あらゆる方向から肌に届きます。

主に、表皮にダメージを与え、直接的に細胞の遺伝子を傷つける作用があります。

いわゆる日焼け(サンバーン、サンタン)を引き起こします。

また、角化リズムを乱して、肌がごわつき、角層中の水分が減少して、肌荒れ状態にもなってしまいます。

これらの影響を抑えるためにも日焼け止めは必須アイテムなんです!

③日焼け止めの効果について

日焼け止めは②でもお話した紫外線A,Bを防ぐ効果があります。

質問者A君

ゆきちさん!その紫外線を防ぐ効果ってどれくらいなの?何か指標とかはないの?

ゆきち

ありますよ!😉

そんな紫外線を防ぐ効果を分かりやすく表したのが【サンケア指数(SPF・PA)】なんです。

SPFはSun Protection Factorの略でUV-Bの防止効果を表す数値です。

赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)を起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安です。

例えば、25分で赤くなる普通の肌の人が、SPF24のUVケア化粧品を使う場合、塗らなかった時の約24倍の時間(約10時間程度)、肌が赤くなることを防ぐことができます。

ゆきち

25分×SPF24=600分=10時間という計算になります。

また、PAはProtection Grade of UV-Aの略で+の数でUV-A防止効果を表したものです。

UV-Aを浴びて2~24時間に生じる皮膚の即時黒化を指標にしたものになります。

ゆきち

効果の程度はUVAPFの値を目安にしているんですが、ざっくりとしたイメージの方が分かりやすいのでこんな感じかぁ~くらいに覚えておくくらいで大丈夫です。

PA+→効果がある。

PA++→かなり効果がある。

PA+++→非常に効果がある。

PA++++→極めて高い効果。

日焼け止めの効果は主にこの2つの値がメインになってくるので覚えておきましょう!!

④正しい日焼け止めの選び方

同じ環境下でも紫外線に対する反応は肌のタイプ(赤くなりやすい人や黒くなりやすい人)によって異なります。

なので、日焼け止めを選ぶ時には使用する場面(アウトドア、日常使い、紫外線の強さ、時間など)や自分の肌のタイプを確かめ、商品に表示してあるSPF・PA指数を目安に選びましょう!

液体や乳液などの場合、1円硬貨大2個分を顔全体に使うのが目安です。

ゆきち

表示してあるSPF・PAの効果を発揮する為には少なくとも2∼3時間おきを目安に1日何度か塗り直すことが大切です。

これからどんどん暑くなり、紫外線に注意していかなければならない季節になるので今のうちから対策をしておきましょう!

今日の記事はどうだったでしょう??

皆さんのためになれば嬉しいです。

もし、分からないことがあればコメントお待ちしております。

では、またお会いしましょう!

“知らないと後悔する日焼け止めの効果とは?” への4件のフィードバック

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